1980年代のノスタルジックを感じさせるフォルム。
当時を知る世代には懐かしく。
当時を知らない世代は新しく。
幅広い世代に注目が高いモデルなのが 『XSR900GP』 です。
しかしながら、『XSR900GP』に跨ってもらった印象は
「もう少し足つきが良ければ・・・」
というお言葉をいただく事もしばしば。
皆様足つきに不安がある様です。
『XSR900GP』は「XSR900」をベースにしながらも、ただフルカウルモデル化しただけではなく、フロントに荷重を乗せ易い前傾姿勢になる様に、リアフレーム形状、シート形状、ステアリング周辺のフレームの剛性アップ等、本格的にレーシーな走行を可能にしたモデル。
その結果、シートの着座位置が高くなったというワケです。
そこで今回その問題を払拭するべくローダウン化を慣行。
今回使用するのは、ワイズギア製の「ローダウンリンク」。
リアサスペンションリンク長を変更し、車高を下げるアイテム。
『XSR900GP』に使用すると24mmのダウンが可能となります。
『XSR900GP』と「XSR900」のシート高差が25mmなので殆ど同じとなります。
実際にノーマル車高車両とローダウン車両を比較する為、身長168cmの当店スタッフに跨ってもらいました。
【ノーマル車高】
両足を着けるとつま先少し曲がる程度。
もう少し余裕があれば安心して乗れる気がします。
【ローダウン車高】
足裏の母趾球までしっかり着いているので、支えるには充分。
個人差はありますが体感的には、30~40mmは低くなっています。
これ位の足つきであれば安心して乗れる気がします。
並べてみるとシートの位置も少し低くなっているのが分かります。
現在当店では、「ノーマル車高のXSR900GP」と「ローダウン車高のXSR900GP」どちらも展示中です。
百聞は一見に如かず。
ぜひ一度ご来店いただいて、跨って比べてみてください。